
「手取りが少ないから投資なんて無理」そう思っていた20代の私。でも実際は、固定費を見直すだけで投資のタネ銭をつくることができました。今回は、元浪費家OLの私が手取り17万円時代に固定費を削減し、年間13万円を投資に回せるようになった実体験を紹介します。
手取り17万円で実家暮らし&浪費癖だった頃の生活
当時の私は実家暮らしで、毎月5万円を家に入れていました。手取り17万円から5万円を差し引くと、自由に使えるのは実質12万円ほど。
「元浪費家」だった私は、推し活からは卒業できたものの、服やコスメ、外食にすぐお金を使ってしまい、気づけばほとんど残っていませんでした。貯金ができずに焦りだけが募る日々…。そんな中でも転職前からiDeCoを月5,000円、つみたてNISAを月5,000円 でスタート。
少額でしたが運用益がプラスになっているのを見て「もっと投資にお金を回したい」と思い始めました。でも自由に使えるお金は少ない…そこで「固定費の見直し」に本気で取り組むことにしたのです。
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携帯代の見直し(docomo→格安SIM)
以前はdocomoを利用しており、月8,000円以上の通信費を支払っていました。オプションやサービス料も重なり「なんでこんなに高いの?」と疑問に感じるほど。
まずahamoに切り替えて月2,970円に。さらに現在は楽天モバイル+mineoを併用し、月1,000円台にまで削減できました。
docomo時代の明細を見返すと、不要なオプションがいくつも付いていました。動画配信サービスや留守番電話、キャリアメールなど、実際はほとんど使っていませんでした。
ahamoにした時は、20GB+5分かけ放題で月2,970円。docomo時代の約3分の1になりました。
さらに楽天+mineoにした今は、外出時は楽天、混雑時間はmineoと使い分け。通信費は月1,000円台で収まっています。楽天は無制限プランなので在宅勤務や外出先でのテザリングにも便利、mineoは速度制限があるものの低価格で十分使えました。
「通信費=高いもの」という思い込みを捨てたら、大きな節約につながりました。
保険料の見直し(県民共済+ネット保険)
次に取り組んだのが保険料の見直しです。医療保険は県民共済に変更し、月1,000円台に抑えました。自動車保険は代理店契約からネット契約へ切り替え、月5,000円支払っていたのを年払い約20,000円(実質月1,600円ほど)に。
保険の見直しで感じたこと
ネット保険に変えるときは「事故対応は大丈夫?」と不安もありました。でも実際は、見積もりから契約までがスムーズで、サポートも24時間対応。むしろ代理店より便利に感じることさえありました。
県民共済はシンプルで分かりやすく、解約や変更も柔軟。結果的に「保険にお金をかけすぎていた」ことに気づき、もっと早く見直せばよかったと思いました。
サブスク整理で無駄を削減
動画や音楽のサブスクも整理しました。YouTubeプレミアムやAmazon Music Unlimitedを解約し、Amazonプライムだけを残しました。これだけでも月1,500円以上の節約に。
サブスクを解約した後の変化
YouTubeプレミアムを解約する前は「広告がストレスなんだよね」と思っていましたが、実際は数秒でスキップできるので慣れてしまえば問題なかったです。Amazon Music Unlimitedを解約してもSpotify無料版やラジオで十分でした。
「便利だからなんとなく払っているお金」は、一度やめてみると意外と支障がないことに気づきます。むしろ「なくても大丈夫」と分かることで、自分の支出をコントロールできる感覚が得られました。
固定費見直しの効果を数値で比較
項目 | 見直し前 | 見直し後 | 差額(月) |
---|---|---|---|
携帯代 | 約8,000円 | 約1,500円 | -6,500円 |
保険料 | 約6,000円 | 約2,600円 | -3,400円 |
サブスク | 約2,000円 | 約500円 | -1,500円 |
合計 | 16,000円 | 4,600円 | -11,400円 |
➡ 固定費の見直しだけで、月1万円以上(年間約13万円)の節約につながりました。
年間13万円を投資に回した成果
iDeCoやつみたてNISAも積み立て額を増やし、複利で資産が育っていくのを実感。お金の使い方が「浪費して楽しむ」から「投資して育てる」へと大きく変わりました。
実際のつみたてNISA(旧NISA)運用成果
節約分を積立額に上乗せしたことで、運用損益は+40万円以上に成長しました。(2025年時点)少額でもコツコツ積み立てることで「固定費の見直しが資産に変わる」ことを実感しています。
実家暮らしでも一人暮らしでも応用できる
私は実家暮らしだったので、当時は家賃や光熱費の負担はなく、まとめて5万円を家に入れるだけで済んでいました。そのため携帯・保険・サブスクの見直しがダイレクトに効果を発揮しました。
一人暮らしの場合は、さらに「家賃の見直し」「電気・ガスの切り替え」「ネット回線のプラン変更」なども効果的です。特に固定費は一度下げるとずっと効果が続くので、生活スタイルに合わせて優先順位をつけて取り組むのがおすすめです。
読者へ伝えたい事:まずは1つから始めよう
固定費の見直しは、一気に全部やる必要はありません。まずは携帯・保険・サブスクのどれか1つから始めてみてください。
浮いた分は生活費に回さず、別口座に移しておくのがおすすめ。私は証券口座に自動入金の設定をして、節約額をそのまま投資に回しました。「お金が余ったら投資」ではなく「投資分を先に確保」する仕組みにすると、確実に資産形成が進みます。
一度の見直しで効果がずっと続くのが固定費削減の強み。これが投資の第一歩になると、身をもって感じています。
まとめ
- 携帯・保険・サブスクを見直すだけで、年間13万円以上の節約が可能
- 浮いたお金は投資に回すと、複利でさらに資産が育つ
- 実家暮らしでも一人暮らしでも応用できる方法がある
小さな節約の積み重ねが、将来の大きな資産につながります。あなたも今日から1つ、見直してみませんか?
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