こんにちは、もちゃです。今回は正直かなりショックだった「新NISA積立が不成立になった失敗談」を書きます。しょうもないミスに見えるかもしれませんが、同じことをしてしまう人もいるかもしれないので記録に残すことにしました。
積立が不成立になった瞬間
8月の終わり、SBI証券にログインしたときに「積立買付不成立」という表示を見た瞬間、心臓がヒュッとなりました。
「え?なんで?」「ちゃんと設定してたのに?」と一瞬頭が真っ白に…。
これまで毎月きちんと積立されてきたので、本当に信じられなかったです。
新NISAでの積立はコツコツやっていくと決めていたのに、1か月分が飛んでしまうなんて大ショック。積立ができなかった分が取り返せないわけではないけれど、「毎月のルーティンが崩れた」ことが精神的にかなり堪えました。
なぜ不成立になったのか?
原因を調べるとすぐに分かりました。SBI証券の公式説明には次のように書かれています。
「毎月の積立買付に必要な買付余力は、買付実施日の前営業日夜間に確認します。」
つまり、積立が1日実行であっても、前営業日の夜には証券口座にお金が入っていないと「買付余力不足」となり、不成立になるのです。
私は「末日に銀行から自動振替すれば大丈夫」と思い込んでいましたが、実際にはタイミングがずれていたため間に合わなかった、ということでした。
(出典:SBI証券 公式サイト)
過去は問題なかった理由
ここで思い出したのが、新NISAが始まった2024年1月と4月も積立日は月曜日だったこと。
でもその時は問題なく積立されていたんです。
理由はシンプルで、当時は「クレカ積立」を使っていたから。クレジットカード決済なら残高不足の心配はなく、積立は自動的に実行されます。だからこそ余力確認のことなんて深く考えていなかったんですよね。
今回振替方式に切り替えて初めて、「余力不足」という落とし穴にはまってしまいました。
正直、「なんで?!」「ちゃんと設定してたのに!」と焦り、理由が分かると逆に「何してんだ私…」と頭を抱えました。
振替積立とクレカ積立の違い
ここで一度、SBI証券の積立方法について整理しておきます。
銀行振替(ハイブリッド預金からの引落)
- 新NISAで最大10万円まで積立可能
- 余力確認は買付日の前営業日夜間
- 前営業日までに資金が入っていないと「不成立」になるリスクあり
クレカ積立
- 新NISAから毎月10万円まで対応
- 必ず積立されるため不成立リスクなし
- ただし口座からの引き落としは翌月になるため、残高が「使えないお金」としてしばらく口座に残る
私が振替方式に切り替えた理由
私は新NISA開始時にクレカ積立を使っていました。もちろん不成立の心配はなく安心でしたが、どうしても「口座に使えないお金が残っている」状態が気持ち悪くて…。
自分の性格的に、そのお金を別の用途に使ってしまいそうで怖かったんです。
クレカ決済だと、カード請求が来るまで証券口座の現金はそのまま残ります。数字としては積立が確定しているのに「残高がある」状態を見ると、「これ別の株買えるんじゃ?」と誘惑されるのがどうも嫌で…。
精神的に落ち着かないので、即時で資金が反映される銀行振替に切り替えていました。
でも、その結果として今回の「不成立」という失敗につながってしまったのです。
今後どうするか
今回の経験で痛感したのは、投資は「仕組みを理解してストレスなく続けられる方法を選ぶこと」が大事だということ。
私はもう一度クレカ積立に戻そうと思っています。
確かにクレカ積立には独特の「使えないお金が残る」デメリットもあります。ポイント還元率も改悪され以前のような旨味もありません。
でも、「必ず積立される安心感」は何よりも大きいと気づきました。
もし銀行振替を使いたいなら、振替日を「25日」など月末より前に設定するのがおすすめです。これなら前営業日の余力確認にも間に合い、今回のような不成立を防げます。
まとめ
今回の「新NISA積立不成立事件」は、私自身にとって大きな教訓になりました。
制度そのものが悪いわけではなく、単純に私が余力確認の仕組みを理解していなかっただけです。
でも、この経験を通して「安心して続けられる方法を選ぶ」ことの大切さに気づけました。投資は長期戦。小さなストレスやミスを減らしていくことが、続けるうえで一番大事だと思います。
同じようなミスをしないためにも、SBI証券を利用している方は「前営業日までに資金を入れる」というルールをしっかり押さえてください。
そして、私のように「不成立」で落ち込むことがないように、仕組みを理解した上で自分に合った積立方法を選んでほしいと思います。
私の失敗が、誰かの参考になれば嬉しいです。
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